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自律神経と内分泌と免疫…そして脳との関係

自律神経と内分泌と免疫…そして脳との関係



私達の体は、どのような環境にあっても、体内を常に一定の状態に保つ働きがあります。(恒常性、ホメオスタシス)


この働きを担っている大きな要素として、
1、自律神経
2、内分泌(ホルモン)
3、免疫力
   ⇓
〈中枢・司令塔〉脳

など、これら3つの働きがお互いに作用しあって補い合って、正常に保っています。

これらは、どれか一つが調子を崩すと他の二つの要素にも影響して、それらに不調をきたすことがあります。
しかし反対に、どれか一つがバランスを崩したとしても他の二つの要素が健康に機能していれば、さほど辛くなる症状を出さずに済むこともあります。
(例:最近は、男性や若い女性にも、更年期症状のような、不調を訴えられる方が多くなっています。
その一方で閉経時期の女性であっても、更年期症状をほとんど感じない気にならない、という方もよくいらっしゃいます。)



自律神経


交感神経と副交感神経という、2種類があります。


一般的には、
交感神経:昼間、活動しているときに働くとき・・・優位になっている
副交感神経:食後や入浴時、就寝時・・・優位に働く

この2種類の自律神経が交互にバランスよく切り替わることで、心身を活発に動かすことができたりリラックスして身体を休めたりでき、内臓・免疫力・ホルモン・脳などの機能が維持できることになります。

この交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかず、バランスが崩れてくると様々な不調が発症してきます。
これを自律神経失調症といいます。


内分泌


「ホルモン」といわれる化学物質が、脳の前下方にある「視床下部(ししょうかぶ)・
下垂体(かすいたい)」と言われる部分から放出されて血液の流れとともに、それに反応して働く部分「骨・乳腺・甲状腺・上皮小体・副腎皮質・子宮・卵巣・精巣・腎臓など」に届いて作用します。
脳から届いた「ホルモン」が届いたさきの器官で直接はたらくこともあれば、届いたさきの器官からまた分泌された「ホルモン」が、他の器官に作用することもあります。
また脳からとは別のパターンとして、独自に「ホルモン」を分泌する「膵臓ホルモン」などもあります。

簡単にいうと、身体の各器官を「電気信号」でコントロールしているのが「神経」で、「化学物質を血液にのせて運び」コントロールしているのが「ホルモン」ということになります。

免疫力





















言わずと知れた、細菌や異物をブロックする働きで、リンパ球・白血球・マクロファージなどがあります。
最近の研究では、「攻撃性が強い免疫細胞」と「抑制的に働く免疫細胞」のバランスが崩れると、様々な体の不調をきたすことが分かっています。

「抑制的(制御性)免疫細胞」が弱くなり「攻撃型免疫細胞」が優位になっている人が多く、本来は無害なモノ(花粉・尿酸・脳神経細胞などの正常な自分の体)を攻撃して慢性炎症(痛風・動脈瘤など)を起こしたりアレルギー症状やアルツハイマー型認知症などの原因にもなるといわれています。

ここでも免疫バランスが大切になります。

脳の働き


自律神経も内分泌も「脳」に中枢があるために、もちろん脳の影響は受けています。

そのために「強いストレス」が悪く働くと、自律神経のバランスも、ホルモンバランスも、免疫バランスも、全ての要素を乱れさせることがあります。
でも…「強い動機・想い・目的・意念など(これもストレスの一種)」がうまく働くと、仕事や日常生活に好結果をもたらすこともあります。

そのため、脳の働きを活性化するために、良いと言われる習慣があります。
・笑うこと
・ボーっとする時間をつくる、脳を休める
・瞑想(脳内ホルモンが出てくる)
など
(詳しくは、またの機会に書きたいと思います。)

また反対に、これらの恒常性(ホメオスタシス)の3大要素が、脳の働きに影響して精神状態も変化すると言われています。

当院では




これらのことから、関西で初の施術法「氣功三鍼法」という東洋医学の手法で、脳の活性化を促します。
それと同時に身体の面からアプローチする姿勢の歪みの調整や、ストレス緩和のためには必要に応じて生活習慣の指導やカウンセリングなども行います。
これらによって脳のコンディションが整うと、自律神経・ホルモン・免疫力のバランスも回復し、効率的な症状の改善を図ることができるのです。

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