自律神経のバランスを整えて免疫力もアップ…日常でできること(コロナ対策にもおすすめ)
自律神経も免疫力もストレスが影響する
自律神経とは、交感神経と副交感神経がうまくバランスを保つことで、体内の恒常性を保つということでした。
そのおかげで意識しなくても、内臓や血管・汗腺など各器官を臨機応変にコントロールしてくれています。
昼間などの活動時には交感神経が優位に働き、食後や就寝時などリラックスしているときには副交感神経が優位に働きます。
このバランスが崩れて、交感神経が働きすぎると緊張状態が続き、身体が休めないで心身ともに疲労が蓄積することになります。
反対に、副交感神経が働きすぎていると、身体がだるい・やる気が出ない・朝起きるのが辛いといった状態になります。
このバランスが崩れる原因の、もっとも多い要素としてストレスがあります。
ホルモンバランスの崩れも影響しますが、更年期の方などでもストレスをあまり感じていない場合には、比較的その症状は軽度です。
ストレスを強く感じると、交感神経が優位になります。
その場合は、血行が悪くなりリンパの働きも低下します。
また、脳が心身の司令塔の働きをしていますのでストレスが溜まれば、自律神経も免疫系もバランスが崩れてしまうのです。
ストレスを貯めこまないで上手く付き合うことができれば、自律神経も免疫力もアップできるようになります。
自分で日常にできるケアの方法をご紹介します。
体内時計を整える
★起きたらスグにカーテンを開けて、朝日を浴びる
★同じ時間に起床して、生活リズムをつくる
★運動の習慣をもつ
食事
★ミネラルが豊富な天然塩を適量摂る
行き過ぎた減塩は低体温の原因になります。1日1個の梅干しも良いです。
★野菜果実はなるべく皮ごと食べる
血行を促進するポリフェノールは◎、赤ワインもOK
★昔からご先祖様が食べていたような和食・粗食
ご先祖様方は粗食を食べていたのに、最近100年で急に飽食になってしまったので、身体がついていかない。
やっぱり腹八分目も大事。
入浴~就寝
★40度のお湯に10分くらい入る
ぬるめのお湯にゆっくりつかると副交感神経↑
★足先をマッサージやストレッチ
(注)ストレッチは、ゆっくりジワーっと息を吐きながら行います
★就寝前は、スマホやタブレットを遠ざける
ブルーライトが睡眠を妨げるのは確かです。電磁波の影響もあります。
テレビや音楽を利用
★笑う
リラックスすると副交感神経↑、笑って免疫力↑
★歌う
脳がリラックスしてストレス解消、免疫力↑
★1/fゆらぎの音楽を聴く
ヒーリング音楽やクラッシック
他にもケアの方法はたくさんありますが、自律神経と免疫力を同時にアップする方法を、ピックアップしてみました。
そしてこれらを実践する時に、意外と大事なことは「こだわりすぎない、とらわれすぎない」ということです!
「この方法が良い!」なると、「やらなければ!」という気持ちになりがちですが、ストレスになっては仕方ありません。
ですので、今日もしできなかったら明日やればいい・・・ぐらいで構いません。
脳を活性化すると自律神経と免疫力がアップ・・・「氣功三鍼法」
東洋医学では古来から「氣血の流れ」を促すことが、体調を整えるために非常に大事と言われています。当院では、関西では初の「氣功三鍼法」を施して、脳の血行を促し活性化します。
そうすることで、ストレスの緩和、情緒安定、症状改善などを図ります。
このために、自律神経と免疫力のバランスが整うことが可能になります。
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